2011年12月26日

地獄週報12月最終週

2011の週報もこれが最後。

つってもどうせ1週間後にはまた普通に書いてると思うので、
別に特別でもなんでもないわけですが、せっかくなので今年1年の総括を。

とか言って1年前の記憶なんかほとんどないので今週くらいを
総括してみるに、なかなかに有意義な1週間でありましたと言えます。

たとえば珍しく忘年会なんかも出たりして、造型王への謁見を許されました。
王と比べればいまだにその日暮らしのペンペン草、造型百姓程度のワタクシですが
正直そんな違うとこはねーだべ、と思ってたらスカルピーの焼き温度で
80度も差が。金星の昼と夜くらい違った。腕利きは高温が多いの法則。
でもじゃあ温度上げるのかというと、百姓は頑固だべ、まだまだ低温で焼くべさ。

続く今週の最大事と言えば、久々に世界で一番いい映画を見たこと。
頭ん中をグルグルしてるのはその映画のことばかり。

なにかと申しますと

これ

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オールタイムベストワン。

もはや語る言葉なし。
最近特に、何かを語るという事に意味を見出せないんすが
この映画に至っては軽々しく口にするのもおこがましいくらい
俺の中では神格化されてます。

今回劇場で見直したんですが、小学生の時に見て以来まったく同じく
ここに理想のすべてがあり、映画のすべて、創作のすべてがあると再確認。
いまだ俺はリンゴの背中を見ており、いまだリンゴの判断を手本としてます。

本当の本当にいつも思うけど、ことさら今回はリンゴとダラスが
特にダラスが幸せになってくれてるといいなと心底。
大人になったからかな。彼女の優しさが報われて欲しいと思うわけです。

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終わった後、登場人物のその後を思える映画がいい映画の条件です。

いままでと同じく、今後も彼らを思って生きていくわけです

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が、

それにしてももうチョイいいフィルムはないものか。今回も古い16mm。
デジタルリマスタリングされたソフトも出ないしさ。
同じ年に作られたホークスの大傑作「Only Angels have wings」のDVDはとてもキレイ。
駅馬車ももう少しだけキレイなのを見てみたい気が。

ちなみにどちらの映画も酔っ払ったトーマスミッチェルが出演。
酔い覚ましに乱暴に扱われる描写が入ってます。
ほとんど犬に振り回されるヌイグルミ状態。

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1939年、他に風と共に去りぬとスミス都へ行くにも出ており
この年、トーマスミッチェルが酔っ払ってなかったらハリウッドが、いや
世界が成立していなかったのは間違いございません。


で、駅馬車鑑賞に匹敵するもうひとつの今週の大事件。

まったく知らなかったんすが、これが刊行されてました。

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俺が谷口ジローをどれほど尊敬しているか、いまさら言いますまい。
他の作家が見逃す空気や間を絵に出来る稀有な漫画家と思います。
しかし貴重な谷口仕事、全部が全部、購入の対象ではないわけです。
グルメだ山だカバンだとか、なんかちょっと違うあのへんは完全にパス。
どうしても才能の無駄遣いとしか思えない。
ブランカやナックルウォーズの流れをそこに見出せない。
画力は素晴らしいと思いますが、どれも大人の、いや男の感覚に
耐え得るものではないわけです。
シートンや天の鷹のような輝きをもった作品よ再びと願ってたところに

まさかの稲見原作。

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日本の作家の中で俺が最も敬愛する小説家、稲見一良。

時としてその文章は稚拙で直接的すぎることもありますが
これほど理想と信念に満ちた文章を書く小説家を俺は知りません。
まさに少年のハートを備えたまま成熟した稀有な人物。

駅馬車と稲見一良にははっきりとした共通点があります。
それは、人はかくあれ、美しく、強く、優しくあれ、それを為せる
人間は素晴らしい、と衒いもなく言ってのける姿勢です。
だから好き。そしてその姿勢こそはモノを作る最大にして最重要、
そして唯一の理由「美徳の提示」そのものだと思うわけです。

人をよく観察し理解した上で、礼節をもって人に接する。
そうしたことが生み出すものの価値がわかる人間が大人。
さらに言えばそれこそが男の条件。

稲見一良はそうした大人の男の数少ない一人です。

谷口ジローもまた、そうした美徳を理解できる数少ない作家の一人だと
思ってます。それが手を組むわけですからこれほど安心できることはない。
実際、ト書きと台詞の配分も丁寧で原作の魅力を損なうことなく
見事な谷口作品となっております。このコミックを読んだ人が
一人でも多く、稲見作品を読んでくれるといいなと思います。

実は興奮してこの10倍書きましたが、カットしました。
しかしおかげでずいぶんと奮い立ちました。


俺ももっと理想に満ちた堂々たる男になるぞ。と改めて心に。

とりあえず、来年はまず


こういう男を目指す。

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次のWFではこの顔で座ってる予定。
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2011年12月19日

地獄週報12月第4週

寒空の下、正面から走ってくる三人乗りのママさん自転車。

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ハンドル部に鎮座する稲荷寿司みたいなホッペの乳幼児が
気持ちよさそうに顔面で風を切りつつ、真正面に絶叫してました。

「アンマンマーン!」

パの発音が出来ないのを聞いた道端の小学生がすぐさま
走り去る自転車を指さし、「今の女の子のまねする!アンマンマーン!」
と小馬鹿にしておりました

が!

待て少年。残念ながら嘲る資格なし。

事実を事実のまま再現することは、架空の物語を生み出すよりも
はるかに困難であるとヘミングウェイも言っとりますが
アンパンマンの頭にあんまんを乗せたアンマンマンは本編に登場した。
アンマンマンは事実であり、そのマンは実在する!ゆえに絶叫は成立する!!


そして先日、私はそれを食した!!


これだ

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って、すいません。これアンマンじゃなくてニクマンです。
齧った画像はグロいので載せません。肉と汁が飛び出てるんで。
アンマンもあったけどアンパンマンの形じゃなかったんすよね。


つーわけで、


先日の川崎でのF騒ぎもおさまらぬうちに行ってしまいました。
Aマンこどもミュージアム。

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大人なのに。


併設するは、まさにワールドファイネスト、まさにダイナミックデュオ

平成のPA砲、ペコちゃんとアンパンの日本最強タッグレストラン


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パンケーキを食えば皿にはちゃんと

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ただ、味は・・・いや言うまい。赤ん坊はみんな食い物を口に
近づければウマウマと何でも食っちゃうから味は関係ないんです。


で、肝心のミュージアム。メインの客層がせいぜい5歳ですから
ジオラマや体験施設(すべり台とか)がメインです。
グリーっと鼻をほじくって湿った小さなピンク色の指を
無表情でいろんなところにナスリ付ける客が2人や3人ではきかず、
ブラックライト当てるあの実験やったら施設全体が輝くな・・・と思いつつ
正直入らなくてもいいと思ってたんです



入ってみたらこれが全開楽しい。壁の絵を見てるだけで
(ありものの貼り合わせなのに)マジスーパー楽しい。
コムスビマンどこ?おお!金魚すくいしてる!とか。

なに?いい大人が判断力を失ってる?

コノヤロウ。証拠を見せてやる。

ジオラマひとつとってもこんな感じなんだぞ。

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出来が良すぎて死ぬかと思った。フントに。
NY自然史博物館だってここまで可愛い雪男の子供は展示ねーだろが。


また、強烈なショッピングモールも併設され、中に入ると可愛いアンパンマンが

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だいぶお疲れのご様子でお出迎えしてくれます。激務に違いない。
で、モールにはフレーベル館直営店や数々のショップのアンパンワールド、圧巻。

ただ期待してた初代アンパンマンの出てる本「十二の真珠」は
やっぱし販売されておりませんでした。チョーがっくし。読みたい。

でも代わりにアメコミアンパンマンがあった。

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中身は

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勉強になりますね。渡世人は英語でワンダラー。
ちなみに荒野の渡世人の英題はドリフティングアベンジャー。
特侠はスペシャルニンキョーサービスで、御用牙はハンゾーザレイザーです。


で、パン屋に行くと

「アンパンマンの新しい顔ができたよー!アーンパーンチ!」と
焼きあがる度に店員の掛け声とともに、大合唱の店内。
テンションあがって俺もシャウト。こんなの白雪姫の試写会で
ミッキーがゲストで現れた時以来だぜ。生まれ変わったらここの店員になろう。

つーわけで、パンやらワッペンやらまたもいろいろ買い込んで、

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すっかり堪能してきたんですが、実は横浜に出張ったメインの理由は別で
歴史博物館で真葛焼の展示があるというので見てきたんでございます。


こんなの

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ちょっと特殊な陶器で、造型、色ともに理解不能レベル。

しかしやる気の出てくる素晴らしい作品の数々。感動しました。


せっかくの博物館なのでミュージアムショップに寄ったんですが
こないだ神戸の博物館ではザビエルのクリアフォルダを買いました。

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なので横浜はどうだ、と思ってたら・・・

素晴らしい!全然負けておりませんで


これがありました。

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ペルリ、クリアフォルダー。

なんなんだクリアフォルダー業界。頭イカれてんのか。
俺にこんなのばっか買わせるんじゃねーよ。


さらに、横浜と言えば恐怖の誘拐伝説、赤い靴。

をモチーフにした

赤い靴の靴下を売ってました。



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あらー、毛ズネまで可愛らしく見えますわ。

なんつーステキな足元はともかく、現在スカ王国にて

年賀状用2012干支ドラゴン造型中

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新年早々、これをお見舞いする予定。
posted by サンダーロードスタイル at 00:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月12日

地獄週報12月第3週

ここに一冊の古い和綴じの文書がある。

作られた年代はわからない。中身が真っ白だからだ。
廃品回収の場に捨てられていたものが偶然拾われ
紆余曲折の末に川崎の某所にて販売されていたものを
筆者が発見、購った次第であるが






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今日も元気に睡眠不足、体が火照ってきちゃったよ
って最近よく眠れてます、すいません。

ほぼバケーションなんで部屋掃除したり、集塵機作り直したり

念願の映画見に行ったり

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あげくにこのバスに乗って

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行ってきちゃったんでございやす。

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行きはパーマン、帰りはオバQ。

1枚目画像の大百科はミュージアムショップで買ったものでございやす。
中が真っ白なのはノートだからでございやす。


平日のチケットは意外にさっくりいつでも取れる感じで、
なんだよ人少ないのか?と心配半分で行ってみたら全然多かった。
特にゲホゲホ口元も押さえず咳するやつも多く、殺しそうになった。
子供ならまだしも、汚いオッサンの濁って湿った咳って、
マジぶっ殺す。と思ったけど汚すぎて近づけない。


ファンタジー渦巻く場所なので殺すのはとりあえず堪えて回りました。


で、便所なんかにも細かい気配り。

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ピースケもなかなか細かいシワが彫られたりしてて間延びに対抗。

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頑張っとりますな。

メインの機械である説明シーバー(入り口で渡され、番号の場所で押すと
音声案内が聞けるひみつ道具)は、いきなりバッテリー切れでしたが
大丈夫。俺にFの説明をしようなんざ10年早い。シーバー無用でご鑑賞。

で、中でも大変気になるカフェ、
なんと50分待ち。出た時には90分待ち。
でも待ち時間で庭を散策できたり、テイクアウトコーナーが別メニューで
(コロ助コロッケとか)それを食いつつ待てたりと
そのへんのストレスは全然なし。


で、ようやくカフェレストランに入って頼んだのは

ラーメン大好き小池さん

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たぶんスガキヤとかポッポとかのデパートの出店っぽいヤツだけど。
松葉を彷彿とさせるさっぱり味を狙ってたのならマジで感動。


ジャイアンカツ丼

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謎のカツっぽいベビーフードっぽい何かを食い終えるとドンブリの底に

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アンキパンのフレンチトースト

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ラテとウソ800(ハーブティ)

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ラテは飲むとこんなになり

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ウソ800は2液を混ぜると色がキレイに変わります。

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実際にはピンクだったんすけどね。こういうの楽しい。

で、箸袋の裏も気が利いてる。

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そんで気になる物販はと言いますと

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限定ガチャで希望のドラ&ゾウを出せて

タブレットケースを買い(魔美のはちゃんと飛ばせる)

よせばいいのにまたもやマンガマグを増やし

手ぬぐいを2種買い(注染じゃないのが残念)

お土産のお菓子も3種買い、他に他所へのお土産やら

絵葉書やら買い込み、プリクラまで撮って満足して帰路につく。

滞在時間は3時間くらい。


当然ながら、原画見たい、とかトキワ荘が、とかヘッコロ谷が、とか言いだす
古くからのファンには非常に食い足りないとこもあります。

ミュージアムよりもランドだったならまだ諦めがつくけど、
俺なんかどうしても原画見たいと思ってたんで、複製の多さには
ちょっとガックリ。ランドじゃんよー。ミュージアムエリア作って
いちいち誓約書書かされてもいいから、ちゃんとした原画見たかったなー。
それでもまあそこそこ原画も見られます。見られたものに関しては
相当な感動でした。まるでペン先から手、体、とFの姿が浮かぶかのようで。

複製原稿はなによりまず、複製すげーなという別の感動に邪魔されて
ハートに響かないんだよなー。

施設全体は、Fをおしゃれに扱いたい愛のないアタマの悪い人と、
Fの本質がわかって愛のあふれる子供脳の人が
せめぎあってる感じでなかなか微妙っちゃ微妙ですが
規模が大きいので楽しいのは事実。係員もみんないい人で
子供ならずともテンションはかなりアップ。

特に蔵書の展示で自分が持ってるのと同じ資料をたくさん見つけ
やっぱそうだよな、とかの発見は本当に楽しかったです。
近くで見たかったんすよね、蔵書。たぶんF好きな人がいちばん近くに
F感を受けられるのはそこだと思います。純度が高い。見辛いけど。

残念だったのは子供しか入れないところにあった柔らかいパオパオ。
大人も抱きつけるようにしてくんねーかな。マジで。
大人もウラー!ベッカンコー!とか叫んでいい部屋、作って欲しい。

つーわけで、たぶんこれで今年のイベントは終了。
干支のドラゴン造型と自分造型に邁進します、はい。
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2011年12月05日

地獄週報12月第2週

最近買ったパンツの1枚が、なんだかとても前が開きやすい。
というか、勝手にパカパカ開いてて俺の可愛いドングリちゃん
いや違った、怒れるキングスネークがチョイチョイ顔を出す。
1枚だけ試しで買ってみたヤツなのでもう買わないけれども。


実はこの2週間、ツレアイ不在で久しぶりの独り暮らし。
主婦に混じってスーパーで買い物したりなんつー日々。

で、その日も買い物から戻ってきたら俺の股間がスースーする。
まあジーンズの前をよく閉め忘れていることがありまして
毎度毎度で社会の窓、全開で出かけちゃったりするわけですが

もう戻って来ちゃったからいいかと

そのまま家に入ってジーンズを脱ぐと、

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あら、こんにちわ。って、・・・いや待て。

脱いだ直の段階で顔を出しているということは

そのまま社会の窓が全開でスースーしてたということは

俺のビンセントバンゴッホが直接、

気持ちよさそうに(普段浴びたことのない)外の風を浴びながら

帰ってきたということではあるまいか。



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いや、まあ実際は、そうは言ってもこんな程度だったのではないかと思いますが

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しかし帰り道、ご近所にアイサツしたような・・・
なんだかじろじろ見る若者をにらみつけたような・・・



なんつー日常はともかくとして

もはや何がなんだかわからない携帯電話事情。スマホと聞いて
マジでなんの略だかわからなかったら、スマートフォンの略。
フォじゃねーか!そこそんないい加減でいいのかよ!
だったらスマートホンて言えよ。携帯で騒いでるヤツはほんと
クズでバカばっかだなと、皆さんと同じように思って侮蔑してましたが

待て

こんなんが出るらしいんですけど。

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まずい。欲しい。

単車で事故って、これで救急車呼びたい。
posted by サンダーロードスタイル at 01:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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